工具談義しませんけど

ダイブツニゴウデース

 

工具ネタを書くと色んな批評があるのでどうしよかなーなんて思ってましたが、今回はあくまでも自分がお気に入りで使ってるだけ!という前提でのお話です。というのも工具って、やれスナップオンだのネプロスだの、はたまたどこそこのどれが良いだの、安物はダメ高ければ良いだのなど、カンカンガクガクキリがないこと請け合いだからです。

工具って人の感性によって違うだろうし、手に馴染む感覚もそれぞれ違うから意見もばらばらで主観が強く入ると思います。

ですので今回は私が単に気に入って使ってますよーという軽い感じで聞き流してください。くれぐれもそれはダメダメ!なんてコメントはナッシングで(^.^)

本題のブツですが、ko-kenのZ-EALの3/8セミディープ15mmソケットとコンパクトヘッドラチェットの組み合わせです。そもそも15mmなんて他業種ではあまり必要としないでしょう。

しかし自転車で15mmといえば、ママチャリ・シティ車のリアハブナットが主に使われており主要メンバー。これが普通のショートソケットだとシティ車ではハブボルトが長いときには閊えてきちんとナットに噛まなかったり、ベルクランク側では色んな箇所にラチェットがつかえたりなんてことがあるのです。

しかしながらこのソケットが絶妙な長さで、

このような塩梅であります。

セミディープでは長さ40~50mmが多い中、このソケット、セミセミディープとでもいうのでしょうか35mmという絶妙な長さなのです。

ディープソケットにデカヘッドのラチェットを使えばまあ問題ないのですが、このハブナットの質によっては非常にナメやすい素材もあるので極力短い支点で締め付けたいもんです。

一番右が14mm通常のソケット。その左側がコーケンセミディープ。

少しばかり長いだけですがこれだけで非常に便利なのです。

とはいうものの、自転車用にちゃんと専用の輪業ラチェットというものがありまして自転車工具の雄HOZANから出している

これ。

片方は前用の14mm、片方がディープの15mm。

値段もお手ごろ価格で、実際使い勝手も良いです。

ただ、なんとなく・・・古いというかなんだか格好悪く感じてしまうのは私だけでしょうか。というわけで購入には至ってないのです。ただ買っていれば使い続けてるとは思うのですけど。それでもノッチ数はもっと欲しいし、私には重いと感じるのでいずれは買い換えてたかなあと思います。

15mmは頻繁に使ってチビるので常に予備を1つ持つようにしてます。

Z-EALシリーズはKTCでいうところのネプロス的な感じなのでしょうか、通常のコーケンよりかなり精度が良いように思います。

 

ラチェットは因みにTONEです。ギア数が72以上でコンパクトヘッドがこのあたりしか見つけられませんでした。ネプロスあたりで出てれば購入したいのですが(今はあるのかな?)、この組み合わせでガタも非常に少なく、値段も合わせて¥5~6千円ほどなのでかなりコストパフォーマンスも良く今のところかなり満足しております。

 

コンパクトヘッドもこれから種類もますます増えていくでしょうから、次回は違うラチェット(weraあたりとか)を購入してそうですが、15mmは需要が少ないからなのか選択肢も少なく、このセミセミディープは当分のお気に入りでありそうです。欲を言うならば12角を出してもらえればもう1つ予備に買っておきます~コーケンさん。

では明日からもこの工具を使ってカリカリカリカリとナットを回しに伺います。

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コメント: 2
  • #1

    uk (土曜日, 12 9月 2020 02:16)

    同業者です。
    ラチェットの件、めちゃくちゃわかります!
    わたしもホーザンの輪業ラチェットより、ラチェットハンドルとソケットの組み合わせが好きで、セミディープソケットで愛用してます!
    輪業ラチェットでも十分なんですが、ギアの細かいラチェットハンドルの方が使っていて気持ちが良いですよね!

  • #2

    2号 (土曜日, 12 9月 2020 08:05)

    ukさん、
    かなり前の記事なのに、反応していただきありがとうございます。
    最近はblogほったらかしでお恥ずかしい限りです(^_^;)

    最近ではネプロスからもコンパクトラチェットが出てるので、食指ウズウズですが、toneもまだまだ現役で頑張り続けてます(^-^)